2009/11/06

さあ、才能に目覚めよう



短所是正でなく、長所を伸ばすということを会社組織に取り入れようという趣旨の本だから、人事やマネジャーは読むのが一番だと思うが、自分の組織で活かせる才能を知りたい人にもいい本だった。

本来は、本のカバーにIDが書いてあって、webサイトにてそのIDで自分の診断をPCで行うものだが、

34個の強みの内容を本で読めば自分で判断できる。

というか、インタビューで答えた人と同じように、
「え?みんなそう考えているんじゃないの?!」という驚きを持ってしまった。

「え?そうでない人がいるんですか?」と反応する様子が笑ってしまう。

同じ意見や考えを他の人が持っているわけではない、みんな違う脳で違うことを感じ、考えているという当たり前のことを踏まえても、我々はつい、自分と同じように他の人も理解していると思ってしまうようだ。

実際、34個の強みそれぞれを読むと、まったく自分も同感だというのは1つしかなかった―(アレンジ)
他にちょっとわかるなあというのは2つくらいあった。

そのIDで診断するサイトでは5つの強みが出るそうだ。
人はその強みの組み合わせで個性的な思考ができるということだ。

自分にはない項目のところを読むと、人の頭の中をのぞいたような感じになるが、
まったく経験したことの無い思考なので新鮮な驚きをおぼえる。

自分でも、アレンジという強みはこの本を読んで初めて自覚した。

確かに振り返ってみると、その強みで自他共に思わずスイスイと仕事が進んでいくことがあった。
それこを、「え?他の人も同じに考えないの?」と思うような自分としては当たり前というか、まったく努力とかがんばったとか、そういう意識がまったく無いのだった。

そう、まったく無いから、それが強みだと認識しないのだ。

この強みを使うポジショニングは絶対生かすべきだと思った。

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