ニール・ドナルド・ウォルシュ氏の神との対話シリーズの中ではあっという間に読み終わった本だった。
著者との対話形式でなく、直接読者に語りかける形なので、読みやすくもあった。
テーマは幻想の中に我々が生きているということだ。
幻想とともに生きること。
幻想の中に生きないこと。
ある出来事を、
a.幻想を幻想であると見抜き
b.それが何を意味するかを決める
c.自分自身を新たに再創造する
というプロセスだ。
その幻想は10個あり、
1.必要性が存在する
2.失敗が存在する
3.分裂が存在する
4.不足が存在する
5.課題が存在する
6.裁きが存在する
7.罪の宣告が存在する
8.条件が存在する
9.優越が存在する
10.無知が存在する
また、これらの組み合わせがある。
そのほかにも細かい幻想がある。我々は幻想の中に生きている。
自分が生きている幻想は、自分で作ったのだ。
自分が選択した幻想だ。自分がその世界を望まないなら選択を変えることが出来る。
そうすれば世界が変わる。
幻想はなぜあるのか?
真の自分を経験するために、自分でないものを経験するという行為を利用している。
自分でないものが存在しなければ真の自分を体験できない。
人生に起こる出来事や経験には何の意味も無い。
その意味は自分で選ぶ。-創造する
起こった出来事や経験が幻想であると見抜く、その幻想が何を意味するかを決める。そして、自分のどんな側面を経験したいか決める。
それが冒頭のa.b.c.だ。
必要性という幻想から抜けるには今必要だと思うものを見つめること。
それが無くても今存在していることに気づく。
それが今無いのに、自分は今存在していることに気づく。
では、なぜ必要だと思うのか?と問う。
不安はその対象を引き寄せる。
不安は強い感情であり、強い感情は創造的だからだ。
瞑想と運動をすること。
・自分の物質的な部分ー体
・感情のコントロール
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