2008/05/25

神との対話4

シリーズに4もあるのかと思ったら、2の文庫本版であるようだ。

読みはじめてその一部の文章が今の年金問題にあてはまると思うところがあった。

真実の目標は、弱者がますます弱くなることではなく、成長して力をつけることだ。多くの政府は支援することで弱者に力を与えるのではなく、ますます弱くしてしまうことが多い、政策そのものの存続が目的になりがちだ。だが、政府の支援策に限界があれば、人は本当に援助が必要なときだけ助けてもらい、援助に甘えきって自立を忘れたりはしない。支援は力であることを、政府は知っている。だから、政府は出来るだけ多くの人を支援しようとする。大勢を助ければ助けるほど、おおぜいが政府を助けてくれるからだ。政府に支えられる人は、政府を支えている。


国民は、そもそも無理がある年金制度に対して盲目的に国を信頼してきた。
リタイア後の生活費を自分で手当てするかわりに国にゆだねた。
そして、長年払ってきて、受け取るはずに時期に来て、
受け取り時期は遠く、金額は少なくと、制度は変更された。
それでもまだ国民は頼っていた。
それでも仕組みからしてくる無理が隠しきれなくなり、
過去をチャラにして税金で清算しようとしている。

生活保護より安い国民年金。
そもそも国に老後資金を預ける意味があるのか?
援助に甘えきって自立を忘れたりはしない。
自立を忘れなかった人は、制度がどうなろうと不安はないだろう。


支援は力であることを、政府は知っている。
>ミャンマーや中国が支援を拒むのは、そうしたことを理解しているからだろうか?

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